バレエ・レポート Ballet Report
パリ国立オペラ座 ガルニエ バレエ・スクールショー 2012年12月 (R.M様)
シュトゥットガルト州立劇場に続いて、パリ国立オペラ座の投稿もいただきました!
パリ滞在初日、オペラ座バレエ学校のデモンストレーションを観てきました。当日はキレイな青空にオペラ座の金のアポロ像が反射する好天に恵まれ、絶好の鑑賞日和でした。
席は、溝口様のおかげでバルコンの一番後ろの真ん中で、客席、ステージをぐるりと見渡せる良席。そして初めて入ったガルニエの客席の印象は「思ったより広くないのね」ということ。一応、オペラグラスを持っていたのですが使わなくても全然大丈夫でした。
内容は一番小さいクラスの子供達から毎日どのようなレッスンを行っているかを順番に見せていくものでバーレッスン、センターレッスン、歌やパントマイム、年次が上がるにつれてコンテンポラリーやフラメンコなどの民族舞踊、ありとあらゆる身体表現方法を学んでいるのだなと思いました。一番印象的だったのがどの子もとっても楽しそうだったこと。あの子たちは今の段階でもう既にキラキラ美しい輝きを放つ宝石なんですね。
客席には小さい子供たちがたくさん招待されていました。こういう機会に「バレエって素敵なんだよ。楽しいんだよ。」って啓蒙していくんだな~。レベルが上がったといっても日本のバレエは根幹がまだまだなんだと痛感しました。
M様、体験レポートをお寄せ頂き、ありがとうございました。大変お待たせしてしまい、誠に申し訳ございません。 バレエを愛する気持ちを忘れず、今後もお仕事がんばってください!今後ともムジーク・ライゼンをどうぞよろしくお願いいたします。