オーケストラ・レポート Orchestra Report
シェーンブルン宮殿コンサート&プラハ・ドヴォルザーク音楽祭 2011年9月 (I.K様)
K様は、今回初めての手配でしたが、ツアー日程が変更になり、チケットを2回手配しなくてはならなくなってしまいました。シェーンブルン宮殿コンサートは初のレポートです。
ウィーンでのシェーンブルン宮殿コンサートとプラハのドヴォルザーク音楽祭、行ってきました。
宮殿コンサートは観光客相手の適当な演奏かと思って行きましたが、なかなかどうしてしっかりした演奏でした。モーツァルトやシュトラウスの演奏はとても素敵でした。指揮者も名前はわからなかったけどベートーベンのような顔をした人で雰囲気ありました。 ただディナー会場からホールまで外に出てけっこうな距離を移動しなくちゃならなかった時、運悪く雨が降っていて、まあ折りたたみの傘を持って行ってたからよかったけれど「なんとかならないのか」って感じでした。 オペラのアリアも聞けたのですがど迫力でした。VIP席でよかった。
プラハのドヴォルザークホールは素晴らしかったです。まわりを見回しても日本人なんかいなかった。 旅行の日程上、聞きたい演目とは違ったのですがペトレンコと言う人が指揮するリバプール管弦楽団のラフマニロフの交響曲やリストのピアノ協奏曲は圧巻でした。
次の日も行ったのですが中国の交響楽団が出演していて、ピアノ協奏曲のソリストとのコンタクトがとれてないように感じました。ピアニストがオケや指揮者の方をちらちら見ているのに無視して私は私の演奏をするって感じでした。指揮者もオーバーアクションでアンコール曲では中国の民族芸能ショーみたいになってしまってモーツァルトとドヴォルザークを聴きに来たのに「ちょっと違うんでは」って思いました。楽団の人たちはアンコール曲のほうが生きいきして楽しそうでした。
追伸:1日目の帰り、ホテルへ歩いて帰った時、道に迷ってしまってビビリました。でも全体にとても楽しかったです。 チケット手配ありがとうございました。コンサートは満席でした。
K様、体験レポートをお寄せいただき、ありがとうございました。シェーンブルン宮殿には雨の日はレストランで傘を貸して頂けるようにフォローしておきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。