オーケストラ・レポート Orchestra Report
ライプチヒ・ゲヴァントハウス管 in マドリッド国立音楽堂 2012年5月 (Y.A様)
A様は、海外在住で、奥様といつもクラシック旅行に行かれます。今度は、難関の(?)スペイン・マドリッド国立音楽堂のチケットを手配いたしました。
2012年5月21日。スペン国立音楽堂(マドリード)に行って参りました。ガイド本には地下鉄9号線クルス・デル・ラヨ駅から徒歩3分とありました。私の経験上徒歩3分と言っても駅の出口からすぐ見えるということはないケースが多々あるのでコンサートの始まる1時間20分前にクルス・デル・ラヨ駅に着くようにしました。駅に着きましたら Auditorio Nacional De Musica という表示がありましたのでそれに従って歩きました。地下鉄構内を少々歩いて階段を上がりすぐ右側にホールはありました。
これでは3分どころか1分にも満たないいうところです。あまりに近いので妻はここではないのではと言い出したほどでした。ガイド本にあった3分というのは地下鉄駅についてから構内を少々歩くので3分なのだと思いました。コンサートの始まる1時間15分前に着いたので誰もいませんでした。リュックを背負ったお兄さん一人。これはこれで本当に今日コンサートがあるのかと少々心配になりました。
さて、待つこと15分、ちょうどコンサート開始1時間前になりましたら向かって右側の窓口が開きました。勇んで溝口様に用意もらったチケット入手委任状と念のための必要書類を差し出しました。一枚目の委任上をちらり見ただけで他の書類は目もくれず、あっさりとチケット2枚手渡されました。 スペイン語でまくりたてられたらどうしようと心配していたので拍子抜けするほどでした。よかったです。
この頃からやっと観客らしき人々が押し寄せてきました。 昨年はウィーンの楽友協会大ホールに行きましたが、その時よりもさすがスペインらしいというか派手な井出たちご年配の方々でした。
演奏開始45分前になり開場、ロビーでくつろぎ、1時間前にホールに入り写真を撮りました。上の写真一枚目は実際に自分の目から見えるビューの写真です。以下は、ワイドで撮った写真です。
ヴァイオリン協奏曲を聴きましたが、席が前から5列目の真ん中から向かって右側ということで、ヴァイオリン演奏者を正面から見える位置でかぶりつきで演奏者を注視し演奏に聴き入りました。
スペインということで英語が通じないところ、またこのように良い席をアレンジ頂き本当に溝口様には感謝しております。ありがとうございました。妻と二人大変良い記念になりました。
A様、貴重なスペイン、マドリッドのレポートありがとうございました。実を言いますと、マドリッド国立音楽堂は、スペイン語しか話せない人ばかりで、しかもスペイン語の委任状まで作らなければならず、色々と大変でしたが、とても貴重な経験をさせて頂きました。ありがとうございました。皆様も是非スペインに行かれる時は訪れてみてください。