オーケストラ・レポート Orchestra Report
ベルリンフィル、シュターツカペレ・ドレスデン、ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 2011年12月29~31日 (匿名希望様)
K様は昨年、ベルリンフィルジルヴェスター、シュターツカペレ・ドレスデン・ジルヴェスター、ライプチヒ・ゲヴァントハウス管ジルヴェスターの3公演を手配いたしました。3公演とも入手困難なチケットですが、手配に成功しました。
12月29日のベルリン・フィル(ベルリン)、30日のドレスデン・シュターツカペレ(ドレスデン)、31日のゲヴァントハウス管(ライプツィヒ)と、いずれも素晴らしいコンサートでした。
29日のベルリン・フィルは、同楽団ならではの技術・パワーが炸裂した演奏でした。やはり、本拠地のフィルハーモニーで聴くベルリン・フィルは格別で、感慨もひとしおでした。
30日のドレスデン・シュターツカペレのコンサートは、レハールのオペラ・ハイライトでした。ネトレプコが直前にキャンセルしたのは残念でしたが、それでもソリスト、オーケストラ、合唱ともに非常にすばらしかったです。ドレスデン+ティーレマンといえば、どうしてもワーグナーやリヒャルト・シュトラウス、ブルックナーなどの重厚な作品を期待してしまいますが、こうした軽めのプログラムも非常に活き活きと演奏していたと思います。
31日のゲヴァントハウスでは、前カペルマイスターのブロムシュテットによる第九を堪能しました。ブロムシュテットは高齢を全く感じさせない溌剌とした指揮で、オーケストラ、ソリスト、合唱もそれに全力で応えていました。演奏終了後は観客が総立ちとなり、素晴らしい演奏を称えていました。我々も、年末を最高の気分で締めくくることができました。
溝口さんにお願いする前、「どれか一つでも行けたらいいな」と思っていたコンサートでしたが、全てのコンサートにいくことができ、本当に夢のようでした。本当にありがとうございます。
K様 体験レポートありがとうございました。ゲヴァントハウスは一度訪れてみたいのですが、念願が叶いません。人気のジルヴェスター3公演制覇はすごいです。既に8月のルツェルン音楽祭のアバドのチケットも手配済みですので、今年もムジーク・ライゼン(音楽の旅)を謳歌してください。