オーケストラ・レポート Orchestra Report
ボン・ベートーヴェン音楽祭 2013年9月 (S.I様)
I様は、ヨーロッパにオーケストラ巡りツアーをよく企画され、前回はミラノなどのイタリア公演を手配しましたが、今回はドイツのベルリンとボンの音楽祭を巡られました
- 《9月8日》ボン・ベートーヴェン音楽祭
- NDR Sinfonieorchester(北ドイツ放送交響楽団)
- 【Conductor】Thomas Hengelbrock
(指揮;トーマス・ヘンゲルブロック) - 【Piano】Hélène Grimaud(エレーヌ・グリモー)
- 19 Uhr, Beethovenhalle(19時、ベートーヴェンハレ)
- Ludwig van Beethoven:(ベートーヴェン)
- Ouvertüre zu Johann Wolfgang von Goethes Trauerspiel »Egmont« op. 84
(ゲーテの劇付随音楽「エグモント」への序曲op.84) - Robert Schumann:(シューマン)
- Konzert für Klavier und Orchester a-Moll op. 54
(ピアノ協奏曲イ短調op.54) - Anton Bruckner:(ブルックナー)
- Symphonie Nr. 4 Es-Dur WAB 104 »Die Romantische«
(Erstfassung von 1874) - (交響曲第4番変ホ長調WAB104「ロマンティック」(1874年初版)
前回、ハンブルクでヘンゲルブロック指揮、ハンブルクNDR交響楽団のブルックナー交響曲第6番を聴いて感銘を受けたので、今回はボンの Beethovenfest (ベートーヴェン音楽祭)でブルックナー交響曲第4番“ロマンティック”を。しかし、開演前に Hélène Grimaud (エレーヌ・グリモー)がキャンセルのアナウンス(代理は、Saleem Abboud Ashkar )。 その後、アナウンスなしで、1曲目にあったはずの「エグモント」序曲が割愛。ベートーヴェン音楽祭なのに・・・。
休憩後の後半、いちばんの目的だった“ロマンティック”が始まると・・・さすが、ヘンゲルブロック! よく知られている曲もまるで初めての曲のように新鮮に聴かせる・・・って、知ってるメロディーは出てくるけど、ほとんど別の曲じゃん!! ・・・すっかりプログラムで見落としていたのですが、この“ロマンティック”、「第1稿」の演奏だったのでした。 「めずらしい演奏を聴くことができた。」と自分を納得させながら、ビアレストランでビールを飲んでホテルに戻りました。
こんなステキな経験ができたのも、溝口さんのおかげです。
これまで、狙ったチケットは逃さず入手していただいていますね。
本当に、ありがとうございました。また機会がありましたら、よろしくお願いします。
I様、いつも御利用ありがとうございます。また、体験レポートも寄稿頂き、ありがとうございました。I様は、私と同じで、オペラよりもオーケストラがお好きなので、腕の見せ所です。ドイツのマイナーオケ、小規模な音楽祭などでも手配できますよ♪ またのご利用お待ちしております!