オーケストラ・レポート Orchestra Report
ルツェルン音楽祭 フィラデルフィア管&シカゴ響 2011年8月 (Y.K様)
K様は、2回目のお客様で、今回初めてのルツェルン音楽祭を手配させて頂きました。ルツェルン音楽祭は、世界中の有名オケが集まるので、オーケストラ好きにはオススメの音楽祭です。
8月27日、28日と今年初めてスイスのルツェルン音楽祭に行ってきました。昨年度は、ザルツブルグ音楽祭に行ってきたのですが、雰囲気がまた違いしっとりとした落ち着いた感じの音楽祭で大変趣があり良かったです。
27日は、デュトワ指揮のフィラデルフィア管でした。特にメインの「幻想交響曲」はそれぞれの楽章とも、しっかりとした構成でインパクトもあり好演でした。また、リストのピアコンもしっかりとした構成で、特にピアニストのであるジャンの熟達した表現力が素晴らしかったです。
28日は、ムーティ指揮のシカゴ響を聞きましたが、さすがムーティだけあって貫禄のある堂々たる演奏素晴らしかったです。メインのショスタコ5番4楽章のクライマックスの表現などはかなり圧倒されるものがありました。大変感動しました。
また機会があればルツェルン音楽祭に参加したいと思っています。
K様、体験レポートをお寄せいただき、ありがとうございました。アメリカオケの幻想交響曲に、ショスタコ5番!!なんと迫力のあるコンサートだったことでしょう。どちらも私の大学時代に、大学オケで先輩が練習・演奏していたので、よく覚えています。どちらもいい曲ですよね。幻想のハープが甘美で好きです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。