オーケストラ・レポート Orchestra Report
ベルリンフィル・ジルヴェスター・コンサート 2011年12月 (S.T様)
T様は、完売の12/17ドレスデン・ゼンパーオーパーのトスカを代理店より手配していましたが、なんと飛行機の遅延で観れなくなってしまいました。T様の機転により、急遽同じホテルに滞在しているドイツ人のご夫婦に譲られました。チケットを無駄にしないということは、素晴らしいことだと思いました。その後のベルリンフィルのお話です。
ご報告が遅くなりましたが、ベルリンフィルハーモニーのジルヴェスターコンサートは遅れることなく、無事に聴くことができました。 妻も私も、あの素晴らしい雰囲気に酔いしれて最高の思い出をつくることができました。
それもこれもすべて溝口さまのおかげです。深く感謝申し上げます。
座席は連席ではなかったのですが、むしろその方が良かったような気がします。と言いますのは、開演中は話ができる訳もなく、31日のジルヴェスターは、休憩もないので、開演前後にロビーでゼクトを飲みながら話をするのが一般的なようなのです。
ジルヴェスターに限り?公演終了後も飲み物が販売されていて、人々は、1時間近くもは談笑していました。
公演中は私の両側にはイブニングドレスで着飾ったドイツ人女性が座ったので、ジルヴェスターならではの、客席側の雰囲気も楽しむことができました。良い方の席に座った妻は、周りは、ほとんど日本人ばかりだったと言っておりました。
なお、ご参考までにダフ屋(と言っても皆、定価で売っていました)についてですが、開演前にホールの入口前に数人立っていたので話を聞いてみたところ、半年も前に購入したのだから、都合のつかなくなる人は必ずいるものさ! と真面目な顔をして答えていました。それと同時に、良い席のチケットを売って下さい、と書いた紙を持って立っている人も、数人いました。詳しい状況は分かりませんが、かなりの冒険心の強い人ならば、当日の開演前にホール入口前にてチケットを入手することは可能なようです。
T様、体験レポートを寄稿頂き、ありがとうございました。他にもドレスデンやプラハのお土産話をありがとうございました。また、いつか海外へムジーク・ライゼン(音楽の旅)をされる際は、ご相談ください。今年のジルヴェスターは5月から発売開始です。