オーケストラ・レポート Orchestra Report
ルツェルン音楽祭 ルツェルン祝祭管弦楽団 2011年8月 (Y.H様)
H様は初めてのお客様でしたが、何と、9年連続で、ルツェルン音楽祭に通われています!今回ルツェルンは、発売日にトラブルがございましたが、無事2公演、チケットを確保することができました。また、ピアノ協奏曲のピアニストの変更というハプニングもありましたが、通常、キャストやプログラム変更などがあった際は、和訳してご案内をしております。
9年連続のルツェルン音楽祭です。 アバド/ルツェルン音楽祭管弦楽団のチケットは年々入手が困難になっており、今年初めて、ムジーク・ライゼンさんにチケット手配をお願いしました。これまで、チケットは個人で手配していましたが、今回のようなオンライン予約の不備や、ソリストの変更等があった場合、プロにお任せしておくとラクだというのがよく分かりました。
ブラームスのピアノ協奏曲は、予定されていたグリモーではピンとこなかったので、ルプーに変更になって喜んだのですが、やはりポリーニとの競演のようにはいかず…(実は13日のコンサート前に、楽屋入り口付近でポリーニが談笑している姿を目撃したので、ちょっとだけ期待してたのにぃ~) 後半のワーグナーとマーラーは、さすがアバドという演奏。座席の位置にもよるでしょうが、弦楽器群が特に素晴らしかった。オルガン席最前列というのは、ある意味緊張する座席ですね。でも、アバドの指揮ぶりや表情が観られて、なかなか良い席でした。
ルツェルンのコンサートホールは駅のすぐ隣で、たいていのホテルが徒歩圏内だし、昼間は周囲の山や湖畔でのハイキングも楽しめるので、お勧めの音楽祭です。来年は10周年。アバドが何を演奏してくれるのか、今から楽しみにしています。
体験レポートありがとうございました。ルツェルンとアバドを、こよなく愛していらっしゃる気持ちが、伝わりました。結果的に総てのお客様にご希望のチケットを届けられてよかったです。また、ルツェルン以外の公演手配でもお待ちしております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。